毎日持ち歩くカバンですが、皆それぞれにこだわりを持って自分に合ったものを選んでいるのではないでしょうか。
私は、カバンの入れ替えが面倒な事もあり、気に入るとそれを長く使い続けるたちですが、どうしても持ち物が多く、大は小を兼ねるという言葉がありますが、カバンも必然的に大きくなりがちです。
最近は、コロナの影響もあり、予備のマスクや携帯用の消毒液、アルコール消毒ウェットティッシュ、ハンドタオルに化粧用ポーチ、財布にスマートフォン、充電器、本、のど飴、それからマイボトルまで入れると私のカバンはずっしり重くなり、リュック型のカバンですが肩にその重みがのしかかってくるのです。
一方では、カバンは持っていても中身は財布とスマートフォンに充電器って方も多いかも知れません。確かに今の世の中、スマートフォンさえあれば、事足りるようになりました。
そんな重たい私のカバンを少しでも軽くする試みのひとつとして先月、こちらを購入しました。
ワイヤレスイヤフォンなるものです。
さて、これをもって何をしたかったのか。
音楽を聴くのはもちろんですが、本を聴くことです。
大きな声では言いたくありませんが、最近年齢のせいか、とにかく目が見えにくくて、それがストレスになっていました。仕事上、パソコンを使うのは勿論ですが、本を読んだりスマートフォンでSNSをチェックしたり、YouTubeを見たりして以前に比べて目を酷使しているようで眼精疲労がひどく頭痛がおこることが悩みの種でもありました。
そこで、なるべく目を使わない方法はないかと、そして、私のカバンの中で場所と重みをとる本をなんとかできないかと考えていたのですが、その解決策になるかどうかはわかりませんが、オーディオブックなるものを試してみることにしました。
まずはオーディオブックで検索し、ふたつほどアプリをダウンロードしてお試し契約をしてみました。
しばらく使ってみた感想です。
メリットとしては、ながら作業にぴったりで、家事や料理をしながら、移動中や就寝前などにも便利です。スマホやパソコンばかり使用して目が疲れている時も負担がなく、集中力が続かない時にはラジオ感覚で良いかもしれません。でかける時も本を持ち歩く必要がないのでその分カバンも軽くなりました。聴き放題のお得プランもあるようです。
デメリットとしては、今読みたい本が、オーディオブックのリストにないと言う品揃えの問題でベストセラーや話題の本のみで自分好みのマニアックなものがないことです。オーディオブックに向き不向きの本もあるかと思いますが、読み聞かせてくれるナレーターの声やくせが気になって、本の内容に集中できないという人もいるようです。 また、新作や単品購入では高額になるケースもあるようです。
これらの問題点を考えて、紙の本、電子書籍、オーディオブックをうまく使い分けると良いかと思います。
私は、情報は視覚でインプットした方が頭に入りやすいようなので、じっくり考えながら読みこみたい本は紙の本で購入し自宅でゆっくり読み、ストーリ重視の小説のようなものであれば、電子書籍を通勤や移動時にスマホで読み、目が疲れたり、ながら作業の時には、リスニング能力を高める英語の本や、普段読まないような新しい分野のものでも聴き放題のお手頃価格(月額750円)なら歩きながら聴くラジオ感覚でオーディオブックを利用するのもよさそうです。
最近はVoicyというラジオではなく、声のブログなるものもあるようです。
どんどん、新しく便利なものが出てくるので追いついていくのが難しくなってきました。でもそんな中でも、たくさんの選択肢からいろいろと試しながら自分にあったものを見つけだして、あふれた情報を整理して、カバンは軽くしながら頭の中の情報や知識は、しっかり身につけていきたいものですね。